実は私千葉県立農業大学校というところで農業を学び、畜産関係(酪農)の職に就いた経験があるのです。おもに乳牛だったのですが、農家さんの手伝いで田んぼの仕事も少し経験がありました。とは言え田植えや稲刈りの作業を断片的にやらせていただいただけですし、種まきからはじまり畦ぬりしろかき田植え~稲刈りと一通り見せていただいたのは初めてでした。そして自分で世話をしたお米を手にしたときは何とも言えない感動がありました。
この感覚が正しいのかわからないですけど、自分もここ4~5年庭で夏いろんな野菜を作りましたが、できたものってなんか人に分けたくなるんですよね。今年作ったお米もそうでした。分けたくてしかたなくなる。お金で売るって感覚じゃなくてひとに分けてあげる。勿論お金(経済)って重要事項だけど、人に分けてあげるっていう感覚とは次元が違い、農家さんに商売人を好まない人が多いのはそんなところに理由があるのかな?なんて。
話が脱線しましたが、今年もまた米を作ります。考えてみるとお米は1年に1作。僕が生きている間に作れるお米って思ったより少なくて、多くても30回位だろうか?そんな事を考えると1回1回が貴重ですよね。去年よりもじっくり米作りに取り組んでみようと思っているのです。