有機農業って趣味だよね。
って言われるのが残念て言う投稿があって、ふと
職業としての農業ってなんだろうか?
って思った。
確かに有機農業って手間ばかりで金にはならんし、一応自然栽培で稲作に取り組む自分ですら、
俺って物好きだなあ…
って自身を思ってるくらいだから趣味と言われても、そうだよなぁと思う。
でも、手間をかけず金になるなら職業としての農業なのか?といえば、有機農業に限らず農業をしている殆どのひとは手間ばかりで金にはならんと言う話しをするからとどのつまり
農業って趣味じゃん
になると思う。
もっとも、お金がたくさん儲けたいのならば、農業なんかやらず、ほかの仕事をするべきだなあとすら思っている。
自身は利益とは程遠い、極小規模の稲作に取り組んでいますが、一応顧客があり自分の作るお米を楽しみにしてくださる方もおられます。そんな方達からみたら、私は紛れもなくプロなわけで、その段階で職業として成立しているよなぁって。
農業者、即ち農家って、百姓って言葉に置き換えられると思うのですが、百姓って百の生業って意味があるそうですね。だからいろいろやって稼ぐのが基本だと思うのですよ。専業農家、兼業農家、カテゴリーを分けたがるのは理解しますが、個々の事情があるから何して稼ごうが、専業だろうが兼業だろうが、基本どうでもいいし、人にあだこだ言われる事ではありませんよね。
そんな事考えてたら
有機農業って趣味だよね。
って発言は、何の意味も持たず、単純に発言者の頭の悪さばかりが際立つなぁと…
あくまでも私の感想です。