田植えが終わり、週一でチェーン除草をやっています。
水道管のパイプに30センチくらいに切ったチェーンを結束バンドで固定した除草機を水田に縦横交互に引っ張るわけですが、あらかじめ水位を高くしておき、泥の表面を削るような動きをするので、発芽したばかりのオモダカやコナギを水に浮かせて更に水を濁らせるので、光合成をさせないようにする働きを促すという、単純だけど理にかなった方法かと思っています。
私は田植えから1週間後からチェーンをかけますが、よく、植えたばかりなのに苗は抜けたりしないの?と聞かれる事が多いですが、全く問題なく、稲の根付きは凄いなぁとあらためて思います。
2年前の千葉県いすみ市でのチェーン除草の様子。
今年は更に水が濁るように精米時に出た籾殻や糠を散布してみました。
今年で三度目のチェーン除草ですけど、今のところは調子良く結果が出ているようです。
雑草が発芽して、大きくなる前が勝負なんですけどね。
タグルマだと走る方向が固定化してしまうから縦横に走らせやすいチェーン除草はコスパも良いから私なんかには合っているようです。
田んぼでお世話になっている方から福祉施設でやっている水田でもチェーン除草をやってみたいなんてお話しをいただいたので、今度レクチャーしに行ってきます。
散布した米糠と籾殻。家の籾摺り精米機は糠と籾殻が混ざってしまうのですが、かえって田んぼに撒きやすいかなぁ…
青鷺が遊びに来ていました。鴨もつがいでよく来ています。