久しぶりに電車の話。

私は昔から自他共に認めるてっちゃんでした。

 

鉄道に乗る事が至福の時間だったのですけど、どうも最近あまりその熱意がない。

 

あるてっちゃんの大先輩が

 

最近は乗りたいと思う列車がない…

 

とおっしゃってましたけど、わたしも同様に乗りたい列車がない。

 

少年の頃は総武線や山手線を走っていた103系なんていう無骨な車両に乗るだけでもときめいて、駅に行くだけでも楽しかったけど…

 

なんでかなぁと最近少し考えていたんです。

 

そう言えば、駅にいってもつまんないし、居心地の悪さすら感じる。

 

なんでだろう?

 

かつて、JRが国鉄だった頃、鉄道はみんなのものって思想があったんじゃないかなぁと思うのです。

 

鉄道車両はみんなで使うもの。

 

駅はみんなで使うところ。

 

逆に誰でも来ていい場所。

 

快適さなら現在の方が比べ物にならないほど優れているけど、駅も列車も人にお金を払わせる場所。って言う思想になりそんな雰囲気の場所だから嫌になっちゃっているんでしょうね。

 

この前宅急便の営業所に行った時、雰囲気が昔の駅に通じるものがあり、なんでだろうな?なんてぼんやり考えたんですが、

 

本来駅は運送屋の営業所なんだよな。

 

僕はそんな雰囲気が好きだったのかもしれない。

最近の電車。静かで快適だけど窓は開かず椅子は硬くカーテンすらない殺風景な車内。

乗りたいなぁと決して思わない。

 

残念