なんで田んぼ?なんでしょうね?

さいたまでの二度目な田んぼ。

増やすつもりはなかったんですけど、今回は面積が増えて、丁度一反くらいの作付けになりました。

一枚終わり、

今年から作付けさせてもらう田んぼ。代掻き直後の泥水ですが見事な水鏡。5畝弱でしょうか?田植え直前の姿。


カミさんは農業大学校にせっせと毎日通って、毎日、その日の出来事を話してくれます。片道2時間の遠距離ですが、概ね楽しそう。

でも、休日も田んぼだと、やっぱり疲れるよなぁ…




しまづんは農家だねーってたまにからかわれるんだけど、私は自分を農家ではなく、百姓だと思っている。


百姓って百の職をこなす人という意味があるらしい。


農家よりも百姓になるべし。って誰かの本の記述にありましたが、私は農家にはなれないから百姓には近づけるかな?とは思っています。ほど遠いけどね。笑


お米を作らせてもらうにあたって、自分にも周囲にも負担になってはいけないラインてなんとなく見えてきた様な気がします。


とりあえず、1番小さい稲刈り機と、田植え機は揃えてみようと最近考えています。


手術が成功して良くなった腰もまた悪くしたら元も子もないしね。

持続可能って最近の流行りだし。

最近の流行りといえばこれ。カミさんが講習会に参加して認定証もらってきた。


有機野菜を取り扱うには必要な認定証なんだとか。


私の作付けした稲も、こんな認証受けさせていただけるのか漠然と、しかし興味深々だったりもします。


あと一枚。頑張って植えて、しばらくは水管理とチェーン除草だなぁ…


がんばんべ。






お水でた。

待望の田んぼの揚水が始まりました。東京近郊とは思えないくらい透き通った綺麗な水です。

サイフォンの原理で水を分けていただきます。

夕方にはほぼ水が入っています。少し馴染ませて…

こまめちゃんで荒代掻き。

数回こまめちゃんでかき混ぜた後、カミさんに仕上げをお願いしました。

その間私は別な田んぼの荒代掻きです。

田んぼによって土の状態が異なりますね。

二枚目の荒代掻き終了。今日はこの辺で。



胡瓜。

日曜日ですが、カミさんは早朝、農場の当番とかで農業大学校に出かけて行きました。

カミさんが種まきした胡瓜が結構調子良く育っています。

こんな事やらないかと思っていたけど、なかなかやるものですね。

庭がちょっとした農園ぽくなってきました。


今日は田んぼ作業を少し。

what is this!

この野菜はなんだと思います?

赤いのはミニトマトだってすぐわかりますけど…

実はこれ、人参の葉っぱ🥕なんです。


農業大学校に通っているカミさんが、実習で人参の間引き作業が最盛期だそうで、間引いた人参を沢山もらって来ました。


人参の葉っぱなんて食るのか?


なんて思いましたが…


非常に美味しいんです!


ちょっとハーブみたいな香りがしますけど、ステーキやハンバーグみたいな脂っこい肉料理の付け合わせには最高かも。


これ、ヨーロッパの珍しい野菜だよ。なんて言っても多分バレない…

訳ないか。笑


写真では隠れてしまっていますけど、下に規格外で出荷出来なかったサニーレタスも入っています。いずれも新鮮パリパリで、持ってきたカミさん自身が大喜びしてました。


ここでも先日のフンドーキンが大活躍してます。


美味しいと嬉しい。


和をもって尊しとなす

4月から埼玉県農業大学校で学ぶことになったカミさんを連れて私が30年以上前に千葉県農業大学校でお世話になった恩師、古宮先生にご挨拶に千葉県南房総市の旧三芳村を訪ねました。

古宮翁は農村社会学という科目の先生で、千葉県中の農村社会の研究をされていました。様々な古い農機具を収集されていて、千葉県の農村の生活を深く研究されていました。鍬の形の話をするとそれぞれの村には鍛冶屋がいて持ち手の角度や長さ云々。それだけで何時間でも話続けるという。

その一風変わった独特な視点は自分にも大きな影響を与えてくれたように思います。

 

翁は超保守派であちらからすれば私なんかはケツの青い左翼かぶれの若造だったんでしょうけど、不思議に色々可愛がっていただいて、卒業後の進路先なども目星をつけていただいたり大変お世話になりました。

 

その後、紆余曲折、どうしたことか田んぼを始め、カミさんが農業大学校に行くことになって翁にご挨拶しなきゃって。

 

超ひさしぶりにロシア情勢から憲法問題などなど、古宮節を聞いて3時間ぐらい話していましたけど、相変わらずだなあと。笑

 

その中で、和をもって尊しとなすという聖徳太子憲法17条のはなし。

中学の歴史の授業で習った記憶がありますけど、日本は飛鳥時代の太古より自分たちは周囲と仲良くしなきゃ生きていけないと自覚していたんだと。

 

実は『和をもって尊しとなす』はその後の日本の基本的かつ最大のテーマとして脈々と続き、日本国憲法もその理念を下地にしているんじゃないかと。

 

翁と話しててそんなこと考えてた。

 

深いなあ。

最後に先生とご自宅前で記念撮影。

 

ありがとうございました。先生いつまでもお達者で。

わさわさになってきたー

ひょろっと出てきた苗箱の稲。

あっという間にわさわさ。

生命力に溢れていますね。

今年は寒冷紗とビニールでトンネルを作り育てています。ここのところ気温差が大きいから心配していたけど、今のところまずまずなんでしょうか?


試行錯誤は続きます。見よう見真似なんですけどね。


ここのところ、SNS上でフォローさせて頂いている方々にもなんとなく動きが出てきて、意外にも繋がりはじめたり面白いなあーって思う事がちらほら散見されて、楽しみが増えてきそうな予感もする今日このごろ。





水路清掃。

田んぼでお世話になっている地区の水路清掃に参加させていただきました。


地区の水田は井戸水をポンプで汲み上げ、コンクリート製の樋に流して各水田に供給する仕組みになっています。

昨年、水漏れが酷かった場所を少し前にコンクリートで塞いでみたんですが、清掃時に確認したら、雨水が溜まってました。一応成功かなぁ?

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ざっと水路を掃除してみて、さらに手当が必要な箇所が見つかったので、コンクリートもまだ残っているから、水が流れる前にやっつけてこようと思いまーす。