ラショードフォンでトンボ帰りして、ビールに戻りベルン乗り換えでインターラーケンまで向かいます。ビールからの列車は総二階建てのプッシュプル客車方式の編成でした。行きに乗ったレギオエクスプレスは電車方式でしたが、こちらの方がヨーロッパらしくて乗りたかった車両です。
こちらが先頭で、運転台が付いた客車です。
こちらが最後尾の機関車。この機関車を先頭の客車の運転台で制御します。バッファー付きのリンク式連結器の機関車ってずっと見たかったのですよ。日本では汽笛一声新橋の~の時代にとっくに廃止になってますから。
ベルンでインターラーケンオスト行きのインターシティに乗り換え。本当はこの前を走るドイツのフランクフルト始発のICEに乗りたかったのですが、ラショードフォンの時計博物館があまりに素晴らしくのんびりしすぎました。(笑)ちなみにインターラーケンまでの路線はドル箱観光路線のためかドイツのICEの他にフランスのTGVも乗り入れて来るそうですよ。
I Cの車内は各国からの観光客で大盛況で、ビストロに逃げ込みました。ご時世で中国韓国の方が多かったです。偶然にも席が空いて座って食事をすることができました。
マカロニにミートソースがかかったもの。味は??でしたが量が半端なく。パンはお持ち帰りにしました。
トゥーン湖を見ながらの食事が楽しめました。結局終点までビストロで過ごしましたが、日本ではなかなか体験できなくなった食堂車が気軽に体験できるのは素晴らしいことです。車内混雑の怪我の功名って感じですが。
インターラーケンオスト駅からベルナーオーバーラント鉄道に乗り換えます。
やたらと長編成の列車ですが前半分がラウターブルンネン行き、僕らは後部のグリンデルワルト行きに乗車です。
途中、シニーゲプラッテの可愛い登山電車と離合
急勾配区間はラックレール(二本のレールの間の登坂用歯車をかませるレール)を使ってグイグイ登って行きます。この鉄道は平坦区間はラックレールを使わず、急勾配区間のみラックレールを使っています。モードチェンジがあまりに自然なので初めは気がつかなかったですが、この写真を撮った時初めて気づきました。
電車はラショードフォン行きで乗ったトラムのような低床電車ですが一両の電車が数両の客車を牽引するタイプの編成もあるみたいです。デュアルモードのラックレール方式など鉄道ファンには感動的なスイスの鉄道です。
これよりグリンデルワルトからクライネシャイデック、そしてトップオブヨーロッパのユングフラウヨッホに向かいます。