スイスで乗り鉄(ユングフラウ鉄道)

ユングフラウ鉄道の計画が始まったのは1895年だそうで、ユングフラウヨッホまで開業したのは1912年。ちなみにクライネシャイデックまでのヴェンゲルンアルプ鉄道の開業も1893年だそうですから、100年以上も走っている電車なんですね。19世紀からここを観光地で開発しようとするスイス人って凄いと思うし、高速鉄道をバンバン建設する割に、幹線鉄道ですら切り刻んで地方都市を消滅させつつ、鉄道は維持困難ですなんて言ってるどっかの国とはえらい違いだと愚痴って見ます。
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クライネシャイデック駅に停車するユングフラウ鉄道の電車。ラックレールで急勾配を登坂します。見間違いかも知れませんがシンドラー社の製造銘板がついていて、確か昇降機の機械メーカーだったと思ったから、鉄道車両というよりエスカレーターやエレベーターの感覚なのかと変に納得しました。
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駅を出ると急勾配をぐんぐん登っていきます。営業キロが9.3キロで標高差が1393mだそうですから普通にカメラを構えても斜めってしまいます。
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アイガーグレッチャー駅から。氷河の先端らしいです。ここからトンネルの中をひたすら登ります。
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トンネルの中のユングフラウヨッホ駅。標高3454m空気が薄くて息切れします。40分くらいで登り切ってしまうから高山病に注意です。
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ユングフラウヨッホ駅から有名なヨーロッパ最長のアレッチ氷河。氷河って日本に無いからしばし感動。一面の銀世界と何より天気が良くて最高です。
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はるか下に見えるクライネシャイデック。そのまま垂直に上がってきた感覚です。
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何故か日本の丸型ポストが置かれていました。おじさんも似たような色で記念撮影。

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ゆきちゃんとハイジ?とオンジ?と赤いおじさんと記念撮影。
お腹が空いてきたからクライネシャイデックまで下りて駅前のテラスで飯を食うことにします。ミートローフとハッシュポテト。サラダのランチプレート。ハッシュポテトはこのレストハウスの名物らしくデカイ鍋で店主が大量に店頭でクッキングのデモンストレーションしていました。
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味は美味しいですが、油こいのと量が多くて食べきれず、半分テイクアウトしました。また、水を頼むと、普通の水かガス入り(炭酸入り)かを聞かれました。この炭酸入りが妙にこの油こい料理にあい、ハマってしまい、最近は食事のたびに飲んでます。

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お腹がいっぱいになったところで、登山電車できた道を戻りグリンデルワルトからインターラーケンに戻り、ツェントラル鉄道でルツェルンに向かいます。流石に酪農王国のスイスですね。そこかしこにでっかいカウベルをつけた乳牛の姿。茶色い「ブラウンスイス」という種で日本で一般的なホルスタインは見かけなかったですね。