有名な森林鉄道の軌道を延々と歩く事約5時間。
縄文時代よりここに居るという。ある意味化け物的な生命体。南国の三月なのに雪が降ってました。
屋久島の多雨の中で育まれる岩肌の上に生えたコケの上に生えたばかりの杉の幼生。どれが苔でどれが杉だか?
この子たちも何千年と経つとあの杉のようになるんでしょうね。
人を恐れない屋久ザル。
猿がいるところには不思議と、シカも居て共に人を恐れない。
山のガイド氏が盛んに小さく生きる。って言葉を使って解説してたけど、妙に納得して聞いた。
今、コロナで始まりロシアの戦争と不穏な社会情勢ですけど、杉を始め猿やシカ、自然そのものはそんなの知ったこっちゃ無いっすーって言っているみたいでした。
自分達もその一部のはずなんだけどね。
杉だけなら真っ直ぐ綺麗に伸びるんでしょうけど、それこそ自然にへし折られつつ他の木々もぐちゃぐちゃに生えつつ、もちつもたれつ、時には殺し合いになりつつ、それでも生きて…
わからんけど、生きるってぐちゃぐちゃでいいや。
って感想。
私の足腰は20キロの山道にも耐えて、ひとまずめでたしめでたし。