明日から新年度ですが、コロナパンデミックですっかり萎縮し、普段この時期だと歓送迎会やお花見等で、周囲も華やかになるのですけど、緊急事態宣言も現実的になり、それどころじゃ無い様相を呈しています。
仕事場は、マスクと換気の徹底がはかられており、だいぶ暖かくなってきたとはいえ、まどを開けたままだと未だ寒い感じです。
この時期、私の勤めている会社が発売している半年有効の高齢者定期券の更新の時期で、新年度の通勤通学定期の発売と合わせて定期券売り場は長蛇の列なんですが、いつもより落ち着いた感じかなぁと。もっとも、一度に押し寄せるのは避けて、満遍なく来ているって言う感じなんでしょうか。仕事場のお客もラッシュにドカンではなくそこそこ多いが満遍なく続いている感じです。時差通勤なんちゃらがかなり浸透しているんでしょうか?
昨日の高齢者のお客様が、定期券売り場のあるターミナル駅で例の高齢者定期を更新しに行くんだけど?って話しかけて来て、今回また新しいカードを500円で買わなきゃいけないの?って
時間があったからよく話しを聞いてみたら、今回からその高齢者定期券もICカード化され、私鉄系のPASMOやJRのSuicaに定期券情報を書き込むかたちになったのですが、お客様が持っていたのはJRのSuica。弊社はPASMOの取り扱いで、一度窓口に持って行ったらSuicaには名前が書き込む事ができないからと言われ、お客様はよく理解出来なかったらしい。
これなんだけどね。と名前とか印字されてないSuicaを見せてくれた。
…あ〜そうしたら、ここの駅のJRの窓口に持っていって、駅員さんに名前書いてって言うとやってくれるから、それから弊社の窓口で更新ができますよ。あちこち面倒くさくてごめんなさいね。…
お客様はわかったとにっこり笑って降りて行きました。
そして、しばらくしてその高齢者のお客様、お帰りも私の担当となったのですが、おりぎわに名前が印字されたSuicaをニコニコしながら見せてくれ、
「買って来たよ!、今度は使うとき、ココにおっつけるのね?」
とカードをタッチしようとしたから、慌てて、
「いやいや今日はまだ3月だから、4月になってからやってね。お金引かれちゃう!」
二人で大笑い。
PASMOもSuicaも便利だけど、細かいところは結構面倒くさいとこが多いね。特に年寄りは訳わかんないだろうなぁ…それこそ、おっつけて乗れればSuicaもPASMOもどうでもいいんだから。